横須賀市の民事訴訟ならよこすか中央法律事務所へ

裁判所が，法律などの法令を個別の紛争に当てはめ，当事者間にどのような権利・義務があるのかを確定する手続が，訴訟です。 よく，「裁判を起こす」，「裁判を起こされた」と言うのが，この手続です。

紛争の種類やそれまでの経過から考えて，まずは調停や交渉で話し合いの途を探り， それがうまくいかなかった時に訴訟を起こすケースもありますし，最初から訴訟を起こすケースもあります。 いずれにしろ，そのケースに最もふさわしい手続を選択することが必要となります。

この訴訟手続は，裁判所外での交渉や調停とは違い，書面を作成してのやりとりが中心となりますので， ご本人で手続を進めることもできるのですが，やはり専門家である弁護士にご依頼をいただいた方がよいケースがほとんどです。 弁護士は，あらゆるタイプの紛争について，代理人となって活動する権限がありますので， どのようなタイプの訴訟であっても，どの裁判所であっても，ご心配いりません。

訴訟手続について，ご依頼をいただいた場合には，みなさんから事情を詳しく聞き取った上で， それを法律上の主張として構成し，訴状を作成し，裁判所に提出します。

そして，訴訟が始まると，弁護士が裁判所に出廷し，相手方から提出された書面について， さらに反論を加えたり， 自分の主張を裏付けるための資料を提出したり，どうしても主張が食い違う箇所に ついては当事者や証人に裁判所に来ていただき， 「尋問」という手続で事実を明らかにするように努めます。

このような手順を踏む中で，裁判所が当事者間の話し合いを勧め， 当事者間で合意ができて訴訟が終了する場合も，多くあります。 これを，「和解による解決」と言い，訴訟の過半数は，実はこの方法で終了します。当事者間にどうしても合意ができないときは， 裁判所に判決してもらい，裁判所としての判断をもらいます。

判決が出た時は，その内容を吟味し，もう一度裁判所の判断を仰ぐため，控訴をしたりすることもあります。