1.当事務所の債務整理相談の特徴
当事務所では,債務整理のご相談のご予約を受けた時は,弁護士による法律相談に先だって,事務所に一度お出でいただき, その際,事務職員から相談の日までにそろえておいてほしい資料についてご説明をすることとしています。
債務整理のご相談においてまず必要なことは,相談者の方が,現時点でどのような債務を負っているのかを確実に把握することです。 そのため,当事務所所定の書式をお渡しし,法律相談の日までに債権者一覧表をあらかじめ作成してもらうこととしています。
債権者一覧表には,債権者の名称,住所,初回借入れの時期,現在の借入額,毎月の支払額等を記載していただきます。 消費者金融業者,信販会社,商工ローン業者のほか,銀行からの借入れや,友人・知人等からの借入れについても記載していただきます。
ただし,どうしても思い出せない点については,覚えている限りの記載で結構です。
そのほかに,相談者の方の生活状況を把握するため,相談者の給与明細書や,自宅不動産の登記簿謄本(賃借である場合は賃貸借契約書等), また,相談者の方が保有している資産を把握するため,銀行預金口座の通帳,生命保険証書,自動車の車検証も必要になりますので,
この点についてもご説明いたします。
また,必要な資料等に関してご不明な点がありましたら,その際,ご説明をしている事務職員にご遠慮なくおたずねください。 相談者の方には,資料の取寄等でご負担をおかけしますが,当事務所がこのような方法を採用しているのは,
相談者にとって貴重なお時間を無駄にせず,できる限り初回の法律相談で事案を把握し, 適切な債務整理方法についてアドバイスを差し上げたいという理由によるものです。なにとぞご理解をお願いいたします。
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