1.家事の問題の解決のために
家事の問題は,そのほとんどが身内とのトラブルです。
トラブルの相手は,夫婦問題であれば夫や妻であり, 相続問題であれば親兄弟や子どもになります。もともと近しい関係であっただけに,いったんもめ事が生じてしまうと,
時として感情が先に立ち,解決に向けて歩み出すことが難しくなることもしばしばです。 また,お子さんのいない夫婦の場合,離婚によって「他人」になり,一切の連絡を絶つことが可能かもしれませんが, お子さんがいる場合には,たとえ離婚したとしても,お子さんにとって親同士の関係であることは変わりませんから,
一切の連絡を絶つこともできません。
トラブルの相手が親兄弟や,親子の関係であれば,そのトラブルが解決したとしても, 依然として親兄弟や親子であり続けるわけですから,トラブルが解決した後のつきあいも考えなければなりません。
紛争の解決後もなお関係が続くこと,これが家事紛争の難しいところです。 当事者間で話し合いができ,解決の方策が見いだせればよいのですが,時として解決の方策が見いだせなくなってしまった場合, 当事務所はその方策を導くため,最適のアドバイスをいたします。
まずは,何でもご遠慮なくお話しいただくことが第1です。 当事務所は,そのお話をお聞きする中で,できることとできないことを腑分けし,ご一緒に解決の方策を考えていきましょう。
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